不足しがちなミネラル マグネシウム

不足しがちなミネラル マグネシウム

本日はミネラルの1つ、マグネシウム について書きました。

 

不足しがちなミネラル マグネシウムを摂るには

調理に自然塩を使う

にがりを味噌汁などに入れる

そんな方法もありですね。

 

偏頭痛がある

脚がつりやすい

高血圧気味

 

じつはそれらはマグネシウム不足に起因する方もおられます。

 

※もちろん、それだけが理由ではない方もおられますので、一度医師や専門家におたずねください

 

 

人体は自然界にある92元素のうち一部から成り立っていて、その96.5%程度は

炭素:C

水素:H

酸素:O

窒素:N

で占められています。

なので、まずはこれらをしっかり食事で摂ることは大切です。

そのためには3大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質)をバランス良く摂ることが大切です。

そうすることで食品毎に他の主要元素、微量元素も摂れますが、炭水化物:CHO、脂質:CHO(P)、たんぱく質:CHON(S)という風に人体を構成する元素の大枠が確保出来ます。

では構成比として少量や微量な元素(ミネラル)であれば、足りなくてもいいかというと全然そんな事はなく…

“すべての病気を追求すると、

すべてがミネラルの欠乏に辿り着く。

ミネラルは、単体では有効な働きができない。

人体の健康維持には、調和のとれた多種類のミネラル摂取が有効である。”

-ライナス カール ポーリング-

というように、まず大枠が固められたらミネラルもメチャ重要。

実際に欠乏症だけでなく、過剰症も基本的には3大栄養素ではなくミネラル、ビタミンの問題で起こります。

特にミネラルで考えるのであれば、人体を構成する96.5%以外の僅か3.5%。

その3.5%による問題で不調が引き起こされているという事です。

割合が少なければ適当でいいということではありません。

その中でもマグネシウム:Mg、コイツはとりわけ重要です。

なぜならすべての真核生物、バクテリアがエネルギーとして利用しているATP(アデノシン三リン酸)を利用するには、補酵素として関与してくるのがマグネシウム。

というのも、ATPの末端にくっつくリン酸の高エネルギーリン酸結合が加水分解される際にエネルギーの放出が起こり、それを利用し、結果として熱も産生されます。

で、この高エネルギーリン酸結合の切り離しを行うのが酵素 ATPaseなんですが、こいつの活性に関与するのがマグネシウムです。

なので、マグネシウム無くして生命活動なし、とも言えるわけですが、他のミネラルだって一緒です。

鉄、亜鉛を始めにすべてのミネラルが重要ですし、すべてはバランスの元に成り立っているとも言えるでしょう。

ミネラルに関してはビタミンよりもそれが顕著です。

鉄に関しては用い方を誤っては細胞毒になりますからね💦

そのため単独の高容量摂取には向かないため、メガビタミン療法はあってもメガミネラル療法はありません。

ミネラルは消化器をはじめとした栄養素の受け手になる生体内環境を整え、吸収効率を上げる事がキーになるのではないかと思います。

そして、栄養素は「不足しているならサプリや食品でジャンジャン追加しちゃえ!」ではなく、

“なぜ不足しているのか?”

ここを考え、根本解決に近づく事が大切なのはエクササイズ指導と同じです。

腰痛にしろ各ミネラル欠乏症にしろ、これらは結果であり原因ではありません。

結果にフォーカスしたアプローチはまさに対処療法です。

つまり欠乏症に対して、ただただサプリメントで不足を補う。

これも対処療法です。

エクササイズでも、食事からのアプローチでも対処療法ではない根本改善を大切にしたいですね。

さてさて、マグネシウムに関しては微量ではありますが経皮吸収も可能なため、体内へ入れるのが難しいミネラルではありません。

ですが、特に鉄は消化器や慢性炎症が問題になり、上手く摂り込めないミネラルです。

まさにただサプリを追加するだけじゃダメ。

 

ちゃんと消化吸収できる消化機能を保っているか、栄養からの体調改善アプローチをする際はこれがとても重要です。

 

ここからは専門家向けセミナーに関するご報告になります。

5月5日に開催させていただく

「細胞と細菌を考慮したセルフコンディショニング法 食事 -消化器編、細胞呼吸編-」

は有り難い事に開催1ヶ月半前にして満席となり、今後はキャンセル待ちの受付となります。

 

当日は皆様の興味と期待にお応えできるよう、更に研鑽を重ねていこうと思いますm(_ _)m

まずは無料カウンセリングをご予約ください

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