グルテンフリーカゼインフリー は栄養療法のスタート

グルテンフリーカゼインフリー は栄養療法のスタート

脱髄及び神経細胞死などの神経変性は自閉症スペクトラム症候群(ASD)との関与があると考えられています。

 

ASDと診断される方の脳内ではミクログリアが過剰に活性化されていることが分かっています(Pardo et al.2005)。

その他の研究でも自閉症児童はミクログリアの活性化を伴う脳の異なる領域で慢性的な神経炎症に苦しんでいるということが確認されています(Enstrom et al.,2005;Pardo et al.,2005;Vargas et al.,2005;Zimmerman et al ,2005)。

 

ミクログリアは「脳の庭師」とも言える細胞で、脳内でマクロファージ様の働きを担当してくれています。

 

脳はその他の器官と比べて特別であり、血管を介して可能な限り不要なものが入らないように出来ており、そのために働くのが血液脳関門(BBB)です。

 

ですが、逆も同じくで脳内で発生した異物は外にも排除しにくいため、脳内で発生した異物や死んでしまった細胞はこのミクログリアが貪食しお掃除してくれます。

 

アルツハイマー病などではアストログリアと同じく悪者扱いされやすいのがミクログリアです。

 

血管内でのコレステロールのように濡れ衣を着せられているのもこれらのグリア細胞です。

 

ミクログリアは損傷してしまった神経細胞(ニューロン)をお掃除するために活性化してくれています。

 

つまりミクログリアそのものが悪いのではなく、ミクログリアが過剰に活性化しないといけない=神経細胞死が頻繁に起こっている。

 

この状態が神経細胞死を招き、脳のDisconnectに繋がることが考えられます。

 

ASD児童の脳内で起こる脳の炎症とミクログリアの過剰な活性化を減らすことにより、慢性炎症の神経破壊効果を減らし、神経の再結合へ導き、Disconnectを改善する可能性があります(Rodriguez JI,et al. Neuron Glia Biol. 2011.)

 

そのためにはグルタミン酸を代表としたExcitotoxins(興奮毒素)の食事摂取量を減らすことがキーになります。

 

多過ぎる興奮毒素はNMDA型グルタミン酸受容体と結合し、神経細胞死を起こしやすくなります。

 

またNMDA型グルタミン酸受容体の活性化をサポートするアンモニアの過剰発生、CBSのアップレギュレーションも神経細胞死を助長させます。

 

慢性的な不調を抱えている方にまず初めにチャレンジしていただきたいことはGFCG(グルテンフリーカゼインフリー)です。

 

全く摂っちゃダメ!というのではなく、まずは食事療法のスタートを切るためです。

 

GFCGにする事で簡単にグルタミン酸を減らす事ができます。

 

グルタミン酸を減らせれば、結果として神経細胞死を減らし、ミクログリアの過剰活性を減らして脳の慢性炎症を改善できる可能性ざあります。

 

慢性不調がある、お子様の発達に問題を感じる。

 

そういった方は2-4週間ほど試して体調や行動の変化を確認してみてはいかがでしょうか。

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