インスリンと不妊の関係

インスリンと不妊の関係

昨日に続き、インスリンと不妊の関係を書こうかと思います。

 

昨日の内容を復習すると・・・

 

・妊娠のために卵胞サイズは21mm必要

・卵胞発育にもインスリンは欠かせない

 

 

 

 

ということでしたね。

 

そして、インスリンが関与する不妊は肥満型とやせ型の2タイプに分類されるということでしたね。

 
今日は肥満型について。

これは文字通り、肥満体型の方に多いインスリンが関係する不妊タイプです。

こういった方々は過剰な糖質の摂り過ぎにより、高インスリン血症となり、インスリン抵抗性という状態になっている可能性があります。

要は糖質の摂りすぎで、過剰にインスリンを分泌しすぎて、インスリンの働き(インスリン感受性)が悪くなっている状態です。

インスリンの働きが悪い=卵胞の成長が悪い

となるわけですね。

そんな方々は食生活を見直すのは当然ながら、積極的に摂っていただきたいのが•••

多価不飽和脂肪酸(polyunsaturated fatty acid)です。

代表的なものはオメガ3脂肪酸ですね。

当施設ではダイエットのパワーフードとして挙げている青魚にも豊富ですし、オススメ油のエゴマ油や亜麻仁油にも豊富です。

多価不飽和脂肪酸はインスリン感受性を改善してくれる働きがあるそうです。

それにより、卵胞の発育が改善される事が不妊治療にも繋がるそうです。

多価不飽和脂肪酸の摂取はもちろん不妊だけではなく、

体脂肪燃焼の促進

認知症の予防

などの効果も期待できるので、皆様もぜひお試しくださいませ^_^

 

 

 

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