1ヶ月で5kg減量したときの話

1ヶ月で5kg減量したときの話

こんにちは、トレーナーの牡丹です。

タイトルにある通り、私が1ヶ月で5kg体重を落としたときの話をしたいと思います。

 

私は高校卒業後、パーソナルトレーナーの専門学校に通っていました。

専門学校ではトレーニングの方法から生理学・栄養学・解剖学など、さまざまなことを学びます。

とはいえ、机の上で基礎学問を学んでいても、実際の現場でどう変化が出るか?

ここは個体差であったり、さまざまな要因が重なるため、「まずは自分のカラダでいろいろ試してみたい!」という気持ちがありました。

 

そこで同級生の友人に提案して、学んだことを駆使して”どちらが先に-5kgのダイエットをできるか?”対決することにしました。

(その当時、自分は20歳、172cm 63kg だったと思います)

 

私のダイエットの内容は、

 

トレーニング:軽めの筋トレと20-30分の有酸素運動を週2〜3回実施

朝食:バランスよく食べる
(3週目からは糖質抜き)

昼食:糖質は控えめにタンパク質・野菜中心

夕食:糖質は摂らず、タンパク質と野菜のみ食べる
(ササミ&ブロッコリー的なのが主でした)

間食:0カロリーゼリー、0カロリーコーラ

 

と、糖質・脂質を極力減らすダイエットに挑んだわけです。

理由として、その当時から糖質を減らせばカラダの水分量が減る→体重が減るというメカニズムは理解しており、-5kgまでということもあってチャレンジしました。

調理方法はほとんど鶏肉or豚肉を茹でていた記憶があります。

 

その結果、、、

ほぼほぼ1ヶ月で見事-5kgを達成できました。

 

が、問題はココからです。

減量中・減量後に起こった出来事として、、、

 

・常にイライラする

・集中力の欠如

・難しいことを考えることができない

・便秘

・体力/筋力の低下

 

などの症状が起こりました。

 

いま考えれば、

 

・イライラ
→低血糖によるアドレナリン分泌

・集中力の欠如
→低血糖

・難しいことを考えることができない
→低血糖

・便秘
→水溶性食物繊維の不足による腸内環境の悪化

・体力/筋力の低下
→栄養不足による代謝機能の低下、筋肉量低下による筋力不足

 

といったことが主な理由として考えられます。

過度な糖質制限や、水溶性食物繊維の不足、0kcalの食品に含まれる人工甘味料は低血糖を生む原因ですね。

 

当時はフットサルであったりジムでトレーニングも頻繁にしていましたが、トレーニングする気持ちも落ちてしまって、体力や筋力を戻すのに本当に1年ぐらいかかったような記憶があります。

ちなみに、食事をダイエット前に戻すと、1ヶ月後にはほぼほぼ同じ体重に戻っていました。

 

マジメなダイエットの話に戻しますと、

現代食では糖質・脂質が過多でビタミン・ミネラル・食物繊維が不足な傾向にあります。

そのため、ダイエットにおいて糖質量をコントロールすること、本当に大事だと思います。

 

しかしながら、糖質もカラダに必要な栄養素です。

糖質がなければ、(基本的には)カラダ・脳は上手く働けず、ダイエットの前提でもある”健康”という土台は成り立ちません。

むやみに減らすのではなく、自分にあった必要量がリバウンドをしないダイエットには必要不可欠ですね。

 

2ヶ月で-5kgの減量を目指す!といった文言はキャッチーではありますが、その結果リバウンドしている人は少なくないかもしれません。

そういったダイエットの結果、健康・カラダの機能は失われ、どんどんダイエットの成功は困難になっていってしまいます。

ダイエットではPFCバランス(炭水化物・タンパク質・脂質の量)だけに目を向けるのではなく、ビタミン・ミネラル・食物繊維の量にも同様に目を向けないと、その後のリバウンドを避けることは難しくなります。

 

ダイエットの目的は見た目を良くすること、美しい姿になることだとするならば、体重の数値を減らす低栄養なダイエットではなく、理想の見た目を追求する健康的なダイエットを強くオススメします。

 

 

まずは無料カウンセリングをご予約ください

店舗案内・アクセス

〒556-0011
大阪市浪速区難波中2丁目6-12
サウスポイントビル 2階
[営業時間]
平日 9:00~14:00、15:30~22:30(水曜のみ15:30~22:30)
土日・祝日 9:00~20:00
※平日21:30、土日・祝日19:00まで予約受付可能
[定休日]
年末年始・その他

[アクセス方法]
南海線なんば駅2F 南改札口より徒歩1分
御堂筋なんば駅5番出口(タカシマヤ前)より徒歩3分

当施設の詳しいご案内はコチラ

ページトップに戻る