ダイエットでは目先の体重・体脂肪量の減少だけでなく、リバウンドをしないカラダ作りも同様かと思います。
体重・体脂肪量が落ちても、数ヶ月後にリバウンドをすれば元も子もなく、以前よりも太りやすいカラダになってしまいます。
(特に女性はリバウンド後にカラダの調子を崩す方も少なくありません)
では、リバウンドをしないカラダ作りでは何が必要でしょうか?
その一つは”食事のコントロール”であることは言うまでもなく、耳が痛い方もいらっしゃるかもしれません。
「間食がやめられない」
「甘いものが食べたくなる」
ダイエットにおいては最大の敵といえるかもしれませんが、ダイエットやカラダ作りは決して食事の我慢大会ではありません。
一時的に我慢を続けることができても、いつの日か限界を迎えて過剰に食べてしまい、その結果としてリバウンドしてしまうということが往々にあります。
ダイエットでは天敵となる誘惑ですが、ではなぜ間食・甘いものがやめられないのでしょうか?
その一つに「糖新生能力」が挙げられます。
糖新生能力が低いと空腹時に血糖値を維持できない→血糖値を上げるためにカラダが糖質を欲する→食べるといったことに繋がってしまいます。
(食後6時間後の空腹は適当だとは思いますが、食後4時間でお腹が空いた感じがするなどは最後の食事内容に問題があるか、糖新生能力に問題があるかなどを疑います)
実は血液検査項目では
・ALT(GPT)
・LDH(LD)
・空腹時血糖(血糖)
上記の3つが糖新生に関わる項目としてまず挙げられます。
(具体的な数値に関しては、分子栄養学を学ばれている医師からのアドバイスを受けることをオススメします。)
ALTとLDHは基本的には肝機能障害を推し量るマーカーですが、糖新生で働く酵素であるため、糖新生能力を推し量るマーカーとしても確認することができます。
上記のマーカーに問題があれば、カラダが慢性的に糖質を欲しているわけです。
そんな状態で間食や甘いものを我慢しようとするのはなかなか酷な話です。
また、そのような状態であればやはり低糖質ダイエットは失敗に終わる危険性は高いですし、リバウンドの可能性も高くなるでしょう。
リバウンドをしないようにするためには(ダイエット前・期間中から)上記のような血液検査項目の数値を改善していくことはとても重要です。
血液検査項目の結果が人それぞれなように、ダイエットでおこなうべきことも人それぞれです。
つまり、大事なのは「ダイエットにおける理想的な食事」ではなく、「あなたのダイエットにとって理想的な食事」ではないでしょうか。
ぼたん
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