足部の話です。
伊佐地先生のセミナーは3回に分けられたセミナーですので、それが終わるまで定期的に「足部」について書いていこうと思います。
今回は初っ端にも関わらず”シューズ”について!
まず足部は•••
後足部
前足部(前.中足部)
に分けられます。
可動性と安定性
この2つの機能にザックリと分けてしまうと•••
後足部 = 安定性
前足部 = 可動性
上記の機能が大切である。
取り分けピックアップするならば、
後足部に於いては主に距骨下関節での前額面上の安定性。
充分な推進力を産み出すため、適切にローディング、アンローディングを行うためには過度な内反、外反があってはいけない。
そして、ローディングした推進のためのエネルギーをリリースするために重要なのは拇指の背屈だ。
高い推進力を得るためには拇指の背屈が30°必要と言われている。
これが失われることで
弱いプッシュオフ
ストライドの減少
ぶん回し歩行
など様々な代償が現れる。
30°の背屈はウィンドラス機構が機能し、歩行という動作を筋のコンセントリック収縮ではなく、
弾性エネルギーによるリズミカルな動作
とするために必要な要素だ。
つまり疲れにくい身体の為に重要だ。
というわけで、前足部は可動性が重要。
そして、中足部では捻れが生まれる。
前中足部では可動性(矢状面+水平面)が重要になる。
後述するが、それらは靴紐の結び方にも影響する。
いよいよシューズの話に入る。
一般的に言われている足に合った良いシューズというものは上記の点を押さえ•••
①ヒールカウンターがしっかりしていること
距骨下関節安定化のためだ。
②フレックスポイントが自分のMP jtと合っていること
そのためにはフィッティングも肝になる。
つまりHeel to ball(arch length)がフレックスポイントとマッチすること。
キチンとMP jtの部分が曲がることが重要。
③適度に捻れが生まれること
中足部に水平面の動き(捻れ)が生まれるため、シューズが硬くてはいけない。
上記はそのままシューズの履き方にも繋がる。
①シューズを履いたら踵を合わせる
ヒールカウンターと踵をキッチリ合わせ、heel to ballとフレックスポイントも合わせる
②シューズの紐は中足部にあたる部分は緩めに通す
そうしないと中足部を硬めてしまい特に水平面での可動性を失う
これはそのまま足部障害や他分節への弊害を引き起こす。
③シューズの紐は最後の1〜2本だけ強く締める
これにより合わせたヒールがズレるのを防ぐ
以上、シューズについてでした!
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