【clients-centered model】垣根は頭の中にある

【clients-centered model】垣根は頭の中にある

トレーナーは1人だけ

先日、大阪 今川駅にあるアイオライトにて

 

ABA(応用行動分析学)

 

のセミナーに参加させていただきました。

 

そちらについては下記のブログをご覧くださいませ。

感覚統合 wantsはtaskの中に

ABAの内容ではありませんが^^;

 

ABAは本来は自閉症、発達障害児童の問題行動を改善するための理論です。

 

ですが、ダイエット、ボディメイクのみならず、皆様の身体に負担をかけている様々な

 

悪影響のある生活習慣

 

これを変容することにも応用できます。

 

とはいえ、周りはもちろん他業種の方ばかりでトレーナーは僕1人だけでした。

 

アイスブレーク
前回いただいた課題に対しての各自の発表。

 

そういった中で同じ課題に対して、他業種の方がどういった事を考えておられるのか。

 

個々人としての違い

業種としての違い

 

それらが分かるのがとても面白かったです。

 

業種、職種の垣根

 

何年も前から国内、海外で発信されていることがあります。

 

 

これらの書籍でも

 

職種の垣根について語られています。

洋書の方ではアスリートセンターモデル(athlete-centered model)とも呼ばれ、

 

傷害を負ったアスリートをサポートする理想的な過程について書かれています。

 

 

大切なのは

 

“アスリートの満足(wants)”

 

であり、

 

お互いの仕事を尊重し合いながらも、

 

職種の垣根を超えて、

 

アスリート(クライアント)を中心に考えましょう

 

ということが語られています。

 

そのためには自身の管轄からは少し足が出るかもしれないが、

 

ストレングスコーチも治療に興味を持つこと

治療家もトレーニングに興味を持つこと

 

お互いの仕事を知ることの重要性、

 

そして、お互いがアスリート(クライアント)の情報を共有する際に共通言語となりうるのが、

 

“Movement(動作)”

 

であるということです。

 

つまり共通言語を用いて、

 

アスリートを中心にチームを作る

 

パーソナルトレーナー的目線に置き換えれば、

 

アスリートのwantsの達成を“チーム”でサポートしようよ!

 

ということです。

 

クライアントセンターモデル

 

上記の書籍の著者の方々は軒並みアスレティックトレーナー(ATC)です。

※functional training handbookはCraig liebensonではなく、Sue Falsoneのチャプターより

 

そのためアスリートセンターモデルになるわけですが、我々パーソナルトレーナーに置き換えると

 

クライアントセンターモデル

 

となります。

 

例えば

数十年振りの同窓会のためにボディメイク、ダイエットを始める女性のクライアント様

 

この方を中心に考えるとチームの構成員はどうなるでしょうか?

 

よくあるパターンでは、この方のneedsとして

 

体重 -○kg
体脂肪 -○%
ウエスト -○cm

 

があるかもしれませんね。

 

でも実際のところwantsは

久々に会った同級生達に

「若い頃のままだね」
「全然太ってないね」

 

と言われたい、思われたい的なものになる事が多いのではないでしょうか。

 

はたまた再会した元カレに

「キレイだね」

なんて言わせるためかもしれませんね笑

 

体重や体脂肪が減ったりするのはそのために必要な要素に過ぎません。

 

仮に上記のような事がwantsであるならば、チームの構成員は

クライアント様
パーソナルトレーナー

 

これだけでは不十分でしょう。

 

ヘアスタイリスト
ネイリスト
エステティシャン
アパレルスタッフ

 

この辺りはどう考えても必須になりそうですね。

 

つまりクライアントセンターモデルに則り、

wantsを満たすためには

 

上記の職種の方々と協力する事が重要ですね。

 

パーソナルトレーナーが職として認知されるために

 

このクライアントセンターモデルのような考え方は今後、パーソナルトレーナーが

 

“専門職”として社会から認知される

 

生涯、飯を食っていける仕事として残る

 

そのためには大切なことなのではないかと考えています。

 

他の業種や職種の方の考え方
どんな事を業務にされているのか
それぞれの仕事の持つやり甲斐や苦労

 

そういったことを知る事は

クライアント様のwants達成

 

に繋がるだけでなく、自身の人間性や考え方を深めたり、広げてくれるのではないかと思います。

 

“人”で選ばれる時代

 

今後は”人”で選ばれる時代が来る。

 

これは皆様も感じている事かと思います。
※もちろん最低限の専門性ありき

 

世の中に残り続ける職であるためには専門性の土台になる

 

“人”

 

ここが如何に豊かであるかがポイントなのではないかと思います。

 

知識、技術

 

そういったものの引出しだけで比べれば、必ず機械に勝てなくなるでしょう。

 

ですが、その前にそれらを提供する側も受け取る側も”人”なのです。

 

やはり土台(fundamental)は人間性ではないでしょうか。

 

様々な事を経験することで

 

人間性というFundamentalな部分

 

これも広く、深く、多様性を持ち豊かになりますよね。

 

だからこそ最近は専門知識のみを追いかけ過ぎず、社会と触れ合う事を大切にしています。

 

とはいえ川合 智という”個”を無くしては社会に呑み込まれてしまいます^^;

 

個=identity

 

これを守るためにキックボクシングやったり、英語学習したりで楽しんでもいます笑

 

相手の事を知る事で人間性を豊かにするため。

 

身体に様々な環境やタスクを与えて、中枢や運動に発達を促すように。

 

自身には様々な職種や人と触れ合うようにさせて、人間性の発達を促しています。

 

他者、社会を知る事はトレーナーとしての土台である”人間性”を豊かにしてくれると思います。

 

そのためには

 

相手に”感謝する気持ち”を持ち続けること

相手の話をちゃんと聞くこと

相手の事を理解しようとすること

しっかり挨拶、謝罪、御礼が言えること

 

これらがやはり必須なのではないかと思います。

 

職種の垣根はない

 

最近はこういった風に考えているため、

職種や業種の垣根

 

というものが自分の中にはありません。

 

もしくは垣根というのは、余計なプライドや見栄を捨てられない人の中にだけ存在しているのかもしれません。

 

wantsを叶えるためのチームメイト

今後も残り続ける専門職

 

へと成長できるように今後も邁進あるのみです。

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