NSCAジャパン関西ADセミナーにて講師を務めさせていただきました

先日の7月22日 尼崎にあるベイコム総合体育館にて開催されましたNSCAジャパン関西地域ディレクターセミナーにて

 

「運動指導者が行う基本的な栄養の考え方」

 

という内容で講師を務めさせていただきました。

 

脂肪細胞にあるアドレナリンレセプターについて

 

また

 

炭水化物に関しての話もさせていただきましたが

 

“我々の身体はヒトと細菌からなる超生命体(superorganism)である。”

 

という分子生物学者 Joshua Lederbergの言葉を引用し、

 

▪️主に小腸上部で吸収されるタイプ

•ヒトがエネルギーとして利用しやすいタイプ

•ヒトが直接エネルギーに出来ず中性脂肪に変わりやすいタイプ

 

▪️主に大腸や小腸下部で吸収されるタイプ

•腸内細菌の餌となり、エネルギーを供給するタイプ

 

にタイプ分けしてお話しさせていただきました。

 

「米やパンを食べるの抑えているから許容カロリー、糖質内でお菓子やアイス食べてます」

 

なんていうのはまさにヒトにも腸内細菌にもエネルギーを与えないダイエットです。

 

そういう方は手脚ガリガリなのに下腹はだらしないという体型に向かっていきます。

 

糖類、糖質といっても種類によって私達の身体に起こる反応は全く違います。

 

食物繊維と合わせて短鎖脂肪酸から得られる恩恵についても少し触れさせていただきました。

 

食事

 

これを”行為”。

「目的観念を伴う動機があり、思慮や選択によって意識的に行なわれる行動」

 

そんなレベルで行えれば太るなんて事はありません。

 

買い出しに行き

食材に触れ、選び

金銭を支払い

調理し味わう

 

その過程から得られるのは栄養素だけではありません。

 

人して生きる為の高次機能があってこそできる”行為”です。

 

流し込むように食べるのではなく

味だけに踊らされるのではなく

 

食という行為を楽しむ事から得られるモノを私自身ももっと学んで伝えていきたいと思います。