Human Performanceという全体像で考えるなら

Human Performanceという全体で捉えたら、やはり運動指導だけではどうにも出来ないケースにも遭遇致します。

 

例えば常に過緊張になっている方がおられます。

写真上のようなタイプで過緊張になっているんなら「運動指導者の出番だぜ！」となるんですが、

下の車内が赤くなっているタイプは運動だけではダメだと思うのです。

 

上の車は自己定位が上手く出来てない方を表します。

こんな車に乗っていたら当然ストレスで交感神経優位になりますよね。

 

下の方は車体には問題ないのに車内が真っ赤になっています。

仮にエアコンが壊れて車内が灼熱の状態としましょう。

 

そう車の内部環境の問題です。

当然こちらもストレスで交感神経優位になりますね。

 

結果として交感神経優位になり過緊張はしていますが根本の原因が違います。

 

仮に栄養や免疫の問題で慢性炎症が起こり、

抗炎症に働くコルチゾールの分泌が促進され、

交感神経優位になり過緊張になっているのなら、

その大元にアプローチせねば意味はないかと思います。

 

そういった方にエクササイズで対処しようとしても根本的な解決は期待出来ません。

 

乱れている内部環境。

ここで言えば灼熱になっている車内を改善する事。

つまり内部環境を改善する事が肝になるかと思います。

 

というわけでPM Performance的な内部環境を整えるための食事の考え方。

Human Performanceという全体像になるほど自らの不勉強さ、未熟さを痛感します。

 

ただ以前と違い、

「何が分かっていないのかがなんとなく分かるようになった」

 

それが分かるのも以前と比べれば成長している証拠になるのかなと思います。