本日は口呼吸が及ぼす弊害について。
口は本来は消化器の始まりであり、呼吸器ではありません。
エネルギーの要求が高まった時、つまり運動時にゼーハーゼーハーとなるのは致し方ないところはあるのですが、コレが常態化してしまうのが問題です。
もちろん、口呼吸は横隔膜呼吸を妨げるため
首の痛み
肩こり
腰痛
様々な痛みの発生に繋がります。
それだけでなくダイエット時における食欲や血糖コントロールにも弊害を及ぼします。
我々は生活している限り地球上に存在する細菌との接触は避けられません。
もちろん腸内を筆頭に細菌と共存関係を結んでいるのですが、いわゆる身体に害を成す菌やウイルスが入ってきてしまっては困ります。
もうじきインフルエンザの流行シーズンも迎えますので、口呼吸の弊害がご理解いただきやすいかと思います。
端的に言えば
口呼吸=インフルエンザにかかりやすい
と言えるかもしれませんね。
私達はウイルスや細菌に打ち克つ為に様々な粘膜組織や共存する細菌叢を備えています。
例えば唾液も殺菌抗菌作用も持っています。
つまり口呼吸では唾液も渇いてしまい、ウイルス達はやすやすと第1防衛線を突破し、身体のより深部へ侵攻します。
粘液層や体内で免疫系とウイルスや細菌との闘いに発展すると、炎症反応が起こります。
その炎症を抑制する為に炎症抑制効果のあるホルモン コルチゾールも分泌されます。
コルチゾールが分泌されると自律神経反応を引き起こし、糖の欲求も起こります。
結果、
ストレスから甘い物がやめられない
ということに…
甘い物という定義が厄介ではあるんですけどね。
世の中にはフルーツは糖質じゃないと思っている方もいますから。
口呼吸→炎症反応→コルチゾール分泌→糖の欲求
こういった図式も成り立つため、ダイエットや健康管理に口呼吸の改善は欠かせません。
むしろ逆説的に
低血糖症→自律神経反応(コルチゾール分泌)→口呼吸
も成り立ちます。
またコルチゾールには免疫抑制効果もあります。
そのためインフルエンザの予防の為にも食生活の改善、口呼吸の改善は必須かもしれませんね。
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