【現場にいるものが犯人ではない】
写真のようなアテローム性動脈硬化のプラーク内にはコレステロールがたんまり溜まっている。
だがこれは現場にいるコレステロールがアテローム性動脈硬化の真犯人ということではありません。
また別の動脈硬化の要因となるのが、リン酸カルシウムなどの沈着による血管の石灰化です。
とはいえ、これも根本の原因はカルシウムそのものではありません。
カルシウム不足は高血圧に繋がる、とも言われますがただただカルシウムを単独で摂取すればいいわけではありません。
大切なのは
▪︎カルシウムがちゃんと吸収されるようにすること
▪︎骨からムダに漏れ出ないようにすること
です。
カルシウム吸収を良くするためにはしっかり胃酸が分泌されてミネラルがイオン化される必要があります。
※そのために胃酸分泌大事
ただ小腸からカルシウムを吸収するためにはCBP(カルシウムバインディングプロテイン)が必要です。
※結局たんぱく質の初期消化にも胃酸分泌大事
このCBPは小腸上皮細胞の核内にあるVDRに対して活性型ビタミンDである1.25(OH)VDが作用し作られます。
だから骨の健康にはビタミンDと言われるわけですね。
カルシウム摂取量だけ増やしてもいかんのです。
また腎臓で非活性型の25(OH)VDが1.25(OH)VDに変換されるにはマグネシウム が必須なのです。
そう、カルシウムのブラザーイオン マグネシウムなのです。
そして、現代人はカルシウムではなく、マグネシウム不足の方が問題なのです。
マグネシウム 、めちゃくちゃ重要なんです。
腎結石もマグネシウム及びカリウム不足にも起因し、改善にもこれらの不足を補うことが有効であると考えられます(Jaipakdee S, et al. J Med Assoc Thai. )。
マグネシウム 、カルシウム、カリウム。
これらは血液pHをアルカリ性に傾けます。
ですが、現代食により血液は酸性に傾きやすいです。
そして慢性的に酸性化すれば、それを中和するために二酸化炭素を排泄しようとし、呼吸が浅く早くなります。
ですが、それ以外にも中性に戻すため骨からミネラルが溶け出すと考えられています。
そうカルシウムが漏れ出てしまいます。
漏れ出たカルシウムは酸性環境を作っているリンと結合し、リン酸カルシウムとなりやすい。
つまり動脈硬化が起こる一端には血液pHの慢性的な酸性化も関係している、ということです。
では何を食べれば血液pHを中性に維持しやすいのか。
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