しばらくインスリン、すい臓、ブドウ糖などといったキーワードでブログを書いています。
今日は同じく糖質系の話ですが、肝臓にフォーカスしてみましょう。
まず肝臓の役割は
①代謝
②解毒
③胆汁の生成
です。
今回は主に①、②に関する話です。
結論から言って、お酒(アルコール)を飲んでいると代謝が低下します。
そう、やせないんです。
トレーニングしていても。
食事に気をつけていても。
やせなくなる可能性があります。
我々が食べたものは栄養素へと分解され、まず肝臓、すい臓に送られます。
特に糖質であれば、肝臓に肝グリコーゲンとして蓄えられます。
肝臓には約100g程度(400kcal)のグリコーゲン(糖質)を蓄えることができます。
ですが!
お酒を飲んでいた場合、②の機能である「解毒」が優先されます。
お酒は百薬の長なんかではありません。
アルコールは身体にとっては異物であり、毒です。
つまり①の機能よりも身体の安全を守るために②の解毒を優先します。
そして、肝臓は肝グリコーゲンの貯蔵をしてるわけにはいかなくなります。
貯蔵より解毒しないと!!というわけですね。
結果、お酒を飲んでる人は肝臓にグリコーゲンが貯蔵できない分は体内に不要な糖質があまりやすくなります。
ということは余った糖質は当然、体脂肪へと変わります。
そういう仕組みでお酒を飲むとやせにくいわけです。
また昨日の余剰タンパク質は2時間で排泄されるというのも関係のある話です。
お酒を飲むと①の機能、代謝が止まります。
つまりお酒を飲んでいると摂取したタンパク質を代謝しないわけです。
これは同化作用(アナボリック)という筋肉合成の代謝を止めてしまうことになります。
そして、アルコールが抜けるまで摂取したタンパク質は筋内に取り込まれません。
摂取したタンパク質もほとんどが尿として排泄されてしまうわけですね。
身体作りを真剣に行う際はまずお酒をやめる、極端に減らすところから始めましょう。
まずそこがスタートラインです。
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