【ミネラルは栄養の世界のシンデレラ】
こんなクールな言葉を仰有るのはビタミン•バイブルの著者アール•ミンデル博士であり、
“ビタミンは重要なものだが、ミネラルなしでは何もできない。ミネラルこそ栄養の世界のシンデレラと私は言いたい”
と仰有るようにライナス•ポーリング博士も
“全ての病態、全ての病弊、全ての病気を追求すると、ミネラル欠乏にたどり着く”
という名言を遺しておられます。
この言葉の本質を覗き見るには「酵素と補酵素」という観点が必要になります。
そもそも我々の細胞、臓器はATP無くして働くことはできず、ATP産生に大きく関与するのがマグネシウムです。
マグネシウムはミトコンドリアミネラルとも呼ばれる程で、ビタミンで言えばやはりB1.2.3(ナイアシン).5(パントテン酸)などを代表にB群がミトコンドリアビタミンとも言えます。
ですが、このVB群は冒頭の言葉通りにマグネシウムの働きなしに活性型に変わる事ができません。
例えばチアミン(VB1)は細胞膜上にあるトランスポーターに運ばれ、細胞質内で活性型であるチアミンニリン酸(TDP)となり、
グルコース→ピルビン酸
までの代謝を支えるトランスケトラーゼに関与します。
またそれ以外にもミトコンドリア膜上に存在するトランスポーターにより膜内に運ばれて、
ピルビン酸→アセチルCoAに働くピルビン酸デヒドロゲナーゼに関与。
TCA回路内の2-オキソグルタル酸→スクシニルCoAに働く2-オキソグルタル酸デヒドロゲナーゼに関与します。
そのためグルコースからATPを産生するにはVB1(チアミン)が欠かせず、VB1=糖代謝となります。
ですが、そもそも栄養素として摂ったチアミンが生体内で働く補酵素TDPとなるためにはリン酸化される必要があるため、ここでマグネシウムの助けを借りなくてはいけません。
そう、まさにアール•ミンデル博士の言葉通りにビタミンはミネラルなしでは何も出来ないのです。
ですが「じゃあミネラルをたくさん摂取しよう!」ではないのです。
ミネラルは吸収と生体利用性が大事で、如何に浪費なく上手く利用できるかが大事なのです。
そのためにキーになるのは、やはり胃と腸などの消化器が上手く働いているか。
慢性炎症やストレスを取り除くことですね。
胃酸によるミネラルのイオン化、腸内pHを弱酸性に保つ事がマグネシウムを始めにミネラルの吸収率を上げてくれます。
また炎症とストレスによるコルチゾールはマグネシウムだけでなく、VB群も浪費しますのでこちらを取り除く事が大切です。
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