一視点に固執せず

一視点に固執せず

体外と体内

口腔から肛門まで1つの管のように繋がっていて、口腔と肛門は体外とも繋がっています。

そのため胃なども厳密には”体外”です。

横隔膜が呼吸、安定化だけではなく括約筋としての機能を持っているため呼吸を改善すると逆流性食道炎が途端に改善されることもあります。

 

一見すると”体内”のように見える部分でも運動により改善が促せる事例によく出会います。

 

運動だけでなく、食事にまで配慮することで消化吸収されて入る”体内”における不定愁訴も予防する事が出来ますね。

 

またボディメイクにおいて

“何をどう食べるか”

それだけに固執しては一視点的な考えで固まりかねません。

 

“何を食べるか”という外的要因だけに拘らず、内的な要因である”人間の身体”。

 

そこをちゃんと考えているか。

 

そこもトレーニーとトレーナーを分けるポイントではないでしょうか。

 

そもそも空腹とはなんなのか?

 

そういった事を押さえていればクライアント様の行動変容にも活かせます。

 

そして、食べるという事は本来は

 

“異物”

 

を取り入れる事でもあります。

 

自分とは全く違う構造をしているモノを酵素や腸内細菌などの力も借りて、なんとかかんとか体内に摂り込むことができるようにしているわけです。

You are what you eat.

Food is information.

 

などとも言われるように、食べるという事は自分がどういう人間になりたいのかという情報を身体へ送っているとも言えますね。

 

一視点に固執せず

クライアント様のダイエット1ヶ月が経過しました。

ウエスト-3cm

ヒップアップに腹筋のラインもかなりクッキリされた感がありますね。

トレーナーとして何より嬉しいのは…

食生活を変える事で以前より快適に過ごされていること

食にも興味を持っていただけた事

エクササイズを楽しんでいただいていること

です。

 

更に締まったヒップライン、身体を目指して頑張られます。

 

しかし、この方は体重は1kgほどしか減っていません。

体重という一視点に固執してはいけません、こちらの方はズボンがガバガバになったと変化を十分に感じていただいています。

 

ですが、プロとして

“なぜ体重にもう少し変化が出ないのか?”

 

そこも徹底的に考えていきたいと思います。

 

外見はめちゃくちゃ締まるけど、体重にはあまり変化が出ない。

 

こういった方の共通しやすい特徴としては…

内胚葉型
おっとりした性格
ストレングスで比較的重量が扱える
浅い呼吸
口呼吸
習慣的にお酒を飲む、もしくは飲んでいた

 

など

そもそも呼吸はATPを生み出す過程で二酸化炭素と水も生み出します。

 

ですが、浅い呼吸は血中の二酸化炭素濃度を低くしてしまうため上手く二酸化炭素を吐き出せません。

 

ということは?的な可能性を色々考えたりしながら、他の要因も探りつつ分析しています。

 

現在は3種類のサプリを追加していただき、更に1ヶ月経過をみていきます。

 

Strength

先日のグループトレーニングでの心温まる1枚です。

 

日常生活の習慣として運動を取り入れていただけることが本当に嬉しいです^_^

10kgのダンベルを初めて持つ時、特に女性のクライアント様は「重たい!」と仰られます。

ですが、母として過ごす日常にはそれ以上の強さ(strength)が必要な事はこの写真からも明らかです。

 

手に持つのか、背中に背負うのか。
ダンベルを持つのか、お子様を担ぐのが。

負荷のかかり方、視覚、触覚、経験などなど。

様々な要因で何を重たいと感じるのかは変わります。

 

皆様が日常生活をより快適に過ごし、日常のストレスを乗り越えるための心身の強さを身につける場所。

それもパーソナルトレーニングジムの1つの形ではないでしょうか。

 

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