ダイエット成功において難しいこと

先日は京都にありますImprove Kyoto様にて

「細胞と細菌を考慮したセルフコンディショニング法 食事」

という講義を行う機会を頂戴しました。

 

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食事とは非自己を自己へと摂り込むことであり、つまり栄養や食事を考える上で

“免疫”

は避けては通れないものだと考えています。

 

なので最近はセミナーでも白血球などの話をさせていただきます。

例えば、食生活の改善に取り組んでいただくと花粉症が緩和される方がとても多いです。

ここに関与してくるのも免疫ですね。

昨今ではSNSなどの影響もあるのかダイエットのみならず、ボディメイクが１つの流行のようにも感じます。

“肥満は万病の元”ともいえ、確かに肥満の予防改善は健康の為には大切ですが、ここでいう肥満とはあくまで脂肪細胞内の脂肪滴の肥大です。

決して体重ではありません。

 

肥大化した脂肪滴は様々な炎症誘発性のサイトカインを産生するため、肥満とは慢性炎症状態とも言えるわけです。

 

肥満を改善、予防するためにはいわゆる

“質的な栄養不足”

コレに陥っている食生活を改善する事が根本的には大切です。

 

皆様はそのために

“余分なモノを省く”

 

この食生活の改善は意外にも簡単に行ってくださいます。

 

“何を摂らないようにするか”

これがとても大切ではあるんですが、その後に身体に必要である栄養素をちゃんと摂ること。

 

これが皆様、難しかったりします。

 

この必要な栄養素を摂れていないために起こる身体の不調が沢山あります。

 

もちろん不調を抱えておられるのなら食生活だけで考えず、その方の背景全てから考える必要はあると思います。

 

でもその方の食生活が乱れているのなら、そこを改善する価値は十分にあるのではないでしょうか。

 

なぜなら往々にして質的な栄養不足に陥り、本来必要な栄養素が摂れないためにヒトを構成する細胞と細菌が機能低下をし、不調を引き起こしている。

そのような事が実に多いと考えているからです。

“すべての人が、
多すぎずまた少なすぎず、
適切な量の栄養素を摂取し、
適度の運動を行うことができれば、
それはもっとも安全に健康を手に入れる方法となるだろう”

ヒポクラテス

では余計なモノを省けたら、次は何をちゃんと摂ってもらおうか。

そんな事についてお話させていただきました。

 

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。