肝機能も免疫力に関係する

肝機能も免疫力に関係する

我々が特定のウイルスと地球で共存するためには免疫力を高めるしかありません。

今回の新型コロナウイルス、すぐに収束するものではありません。

 

今はStay Homeですが最終的には個人の免疫力を高めなくてはどうにもならないのです。

 

ウイルスの持つ特徴として、

•宿主細胞内に入らなくては増殖できない
•代謝能力を持ち合わせていない

というものがあります。

 

基本的な生物の定義は
1.自己増殖が可能
2.代謝活動をおこなう
3.自己と他者の境界を持つ

 

ですからカプシドというアミノ酸による膜を持ち、種によってはエンベロープと呼ばれる主に脂質からできた膜に覆われるウイルスは3の条件のみを持っています。

 

エンベロープはアルコールや石鹸により破壊出来るため手洗いはコロナウイルスに対して有効です。

 

ウイルスは1.2の点において宿主細胞に依存するため寄生(感染)し、宿主細胞内の酵素やエネルギーを利用して増殖していきます。

 

ウイルスは細胞内に侵入後、DNAウイルスとRNAウイルスそれぞれ違う形で宿主細胞を利用し、増殖した後に細胞外へ出ていきます。

 

この感染細胞を破壊し、自己を守るために働くのがキラーT細胞(細胞傷害性T細胞)やNK細胞です。

 

ウイルスが細胞内に入り外皮を脱いだ時、このタンパク質の断片がMHCクラス1タンパク質と結合して細胞表面に現れます。

 

このMHCクラス1タンパク質は細胞の「表札」のようなものであり、免疫細胞に自己の細胞であることを教えるものです。

 

ですが、ウイルスの情報が混ざったMHCタンパク質はこの細胞が「異物に乗っ取られた感染細胞」であることをキラーT細胞に教えます。

 

キラーT細胞はTCR(T細胞受容体)を介して、MHCクラス1タンパク質と結合し、自己か感染細胞かを見分けてパーフォリンやグランザイムを用いて感染細胞を破壊します。

 

そのパーフォリンとよく似た分子が写真のC9で、これが結合してリング状になったものがMAC(膜侵襲複合体)です。

このC9は補体と言われ、補体は主に肝臓で生成される血漿タンパク質です。

 

その中でもC3は3つある補体活性化経路に於いても特に重要で、血漿に多い補体成分です。

 

そして肝臓で生成されるわけですから、肝硬変であったり一部の自己免疫疾患でもこのC3生成能が低下すると言われています。

 

つまり免疫強化のためには肝機能も大切だということです。

そのためのトマトです。

トマトには肝臓の炎症抑制効果があります。

 

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