【ビタミンDは免疫系を正常化するキーポイント】
この数ヶ月で、ビタミンDの重要性が一般的に認知され始め嬉しい限りです。
では、ビタミンDはどのようにして免疫へ影響するのでしょうか。
免疫系正常化のキーポイントは
▪︎慢性炎症の収束
▪︎粘膜の強化
▪︎免疫細胞の制御
この3点です。
そして、ビタミンDはこの3点全てに多大な影響を及ぼします。
慢性炎症の発生源として”腸”が挙げられます。
いわゆるLGS(Leaky gut syndrome)です。
腸の上皮細胞間に存在するtight-junctionを構成するクローディンというタンパク質の発現はビタミンDの影響を受けます(Yong-guo Zhang et al. Sci Rep. 2015.)。
LGSでは常に未消化タンパク質(異物)が体内へ侵入してしまうため、食物を抗原とする過剰な免疫応答が起こり、炎症が慢性化します。
そして、ビタミンDは様々な粘膜上に存在する抗菌ペプチドであるカテリシジンの生成に影響し、リンパ球であるT細胞の活性化、主要な抗原提示細胞である樹状細胞の活性化にも影響します(Diane L Kamen et al. J Mol Med (Berl). 2010 May.)
また抗体産生の役割を持つB細胞も活性化する際にビタミンDを必要とします(Linda Rolf et al. Ann N Y Acad Sci. 2014 May.)。
このようにしてビタミンDは免疫のキーポイント3つ全てに強く関与します。
5/6に開催致します「免疫力を高める食事」では、こういった栄養素よりも白血球について掘り下げていきます。
※現在40名程のお申込みをいただいておりますが、まだお申込み可能です。GWを挟むためご入金がややこしくなりますが、よろしければご検討くださいませ
「ビタミンD大事!」は誰でも言えます。
それと合わせてビタミンAも知ってもらいたいですね、むしろ当日はビタミンAの方がよく出てくると思います。
そして同時に白血球について知ること、根本的にはこちらが大切だと考えています。
なぜなら…
各エクササイズ=各栄養素
であり、運動療法において”クライアント個々の身体を考慮しないエクササイズ”は不適切になる恐れがあります。
同じく栄養療法でも”クライアント個々の身体を考慮しない栄養”も不適切になる恐れがあります。
つまりエクササイズや栄養素だけでなく、根本的には人の身体そのものを知る必要があるからです。
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