【飽和脂肪酸とTLR】
先日、鉄代謝を阻害する要因として慢性炎症を挙げました。
慢性炎症の寛解へ特に気をつけるべき栄養素は脂質です。
その一例が不飽和脂肪酸の代謝産物であるエイコサノイドです。
エイコサノイドは種類によって
炎症のアクセル
炎症のブレーキ
として働きます。
それ以外にも脂肪酸は免疫細胞マクロファージのtoll-like受容体(TLR)へ結合し、炎症反応を引き起こします。
TLR4は細菌の持つ糖脂質LPSを認識し、マクロファージを活性化させてIL-6、TNF-αなどの炎症性サイトカインを分泌させます。
このTLR4はパルミチン酸などの遊離飽和脂肪酸も認識し、炎症性サイトカインの分泌を促進します。
食事による飽和脂肪酸過剰
肥満による中性脂肪合成過剰
これも炎症性サイトカインの分泌により慢性炎症を引き起こします。
やはり栄養療法においても「肥満」、特に内臓脂肪型の肥満は改善すべきです。
そして脂質は勉強するほど面白い。
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