栄養療法において欠かせないのが”腸内細菌叢へのアプローチ”です。
1stアプローチとして
炎症収束
低血糖への対処
ミトコンドリア機能改善
を行い、細胞のレジリエンスを養ってから腸内環境の改善に取り組みます。
さてそんな腸内細菌ですが、味方にできると彼らほど心強い仲間はいません。
いわゆる善玉菌の持つ能力として「脂肪酸代謝」です。
なんと彼らは腸内で不飽和脂肪酸を別の代謝産物へと変換しています。
例えば炎症誘発•アクセルとしての働きを持つリノール酸。
小腸にいる乳酸菌L.Plantarumがこのリノール酸を水酸化脂肪酸HYAと代謝してくれます。
このHYAは腸のタイトジャンクションバリアを強化してくれます。(Junki Miyamoto et al. J Biol Chem. 2015.)
つまり本来は炎症誘発に働くリノール酸も腸を守る代謝産物へ変換されています。
恐るべし腸内細菌。
こういった点も「あの人に効果があったこのサプリや食品、なんであの人には効果出ないんだろう」という現象に繋がります。
個別化された栄養療法を行う際、遺伝的特性だけでなく腸内細菌叢も考慮する必要があります。
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