ビタミンも大切ですが、ミネラルを忘れてはいけません。
メガビタミン療法
を語る上で欠かせない人物である、ライナス カール ポーリングでさえ…
「すべての病気を追求すると、すべてがミネラルの欠乏に辿り着く。」
という言葉を遺しています。
女性のための栄養学を考える上で、特に重要なミネラルは”鉄”と”マグネシウム”です。
鉄は以前書いたのでさておき、マグネシウム不足の改善は優先度が高くなります。
マグネシウムは
•ATPアーゼの活性化
•解糖系、TCA回路の代謝に必須
に必須のミネラルであり、ATP(エネルギー)産生に欠かせません。
ATPアーゼとは、高エネルギーリン酸結合を分解してATPからエネルギーを取り出す酵素だからです。
つまりマグネシウムなくしてATPなし。
また
•セロトニン分泌
•メラトニン生成
にも関わるため心身の健康、生活習慣改善にも欠かせません。
マグネシウム欠乏のサインとして、不安、うつ、不眠なども挙げられます。
様々な不調に対して裏で関係しているのがマグネシウムです。
マグネシウムは現代食では、摂る量も減りやすく、浪費して欠乏しやすい栄養素でもあります。
そのマグネシウム欠乏を如何にして改善していくのか、「女性のための栄養学」ではそこが大変重要になります。
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