こんにちは、トレーナーの牡丹です。
10月も半ばになり、急に肌寒くなってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は半袖半ズボン生活にようやく別れを告げ、Nikeのナイロンジャケットを着回す日々を送っております。
これから少しずつ寒くなりますし、カラダにはより一層気をつけたいところですね。
本日のブログは”反り腰がカラダに与える悪影響”について2つだけではありますが、簡単にご紹介致します。
反り腰による悪影響の1つ目は、”脚が太くなる”です。
反り腰になると、太もも裏側にあるハムストリングスという筋肉が適切に使われなくなってしまい、太もも前側にある大腿四頭筋という筋肉が使われやすい状態になってしまいます。
「体重や体脂肪率の割に脚が太い、、、」
「鏡を横目に見たときに太ももの前側が出っ張っている、、」
そんな方のカラダをチェックしてみると、大腿四頭筋の過剰な緊張であったり硬さが見られ、反対にハムストリングスは適切に働けていないというケースが多く見られます。
(反り腰なのに前屈で指先が簡単に地面についてしまう方は要注意です)
また、反り腰になってしまうことで、筋肉のバランスは崩れ、X脚やO脚などの問題に繋がってしまうことも少なくありません。
筋肉のバランスが崩れた状態でダイエットやシェイプアップを目的にランニングや筋トレのようなカラダに負荷をかける運動を行なってしまうと、反対に脚が太くなってしまうかもしれません。
まずやるべきことは、反り腰を含むカラダのバランスを整えることです。
バランスが修正されたらしっかりと筋肉に負荷をかけたり、カラダの動き方を修正していくことで、脚の太さやX脚O脚といった問題も自然と解消されていきます。
反り腰による悪影響の2つ目は、”疲れやすくなる”です。
カラダには交感神経系と副交感神経系から構成される自律神経系という身体活動を制御する神経システムが存在します。
自律神経系は「消化」「呼吸」「代謝」「内分泌機能」などを無意識下で制御してくれるため、カラダにとって非常に重要な神経システムといえます。
そんな自律神経系ですが、腰(背骨)と強い関連があります。
交感神経が働いて腰が反ること、副交感神経が働いて腰が丸まること、これらは両方ともカラダにとって必要な機能です。
しかしながら現代社会のように日頃からストレスを多く感じてしまうと、交感神経が働く時間が長くなり、腰は反った状態で固まってしまいます。
そうなると食事や睡眠時といった副交感神経をしっかりと働かせてカラダを休ませたいときでも、カラダは交感神経優位な状態になってしまい、先ほど述べた「消化」「呼吸」「代謝」「内分泌機能」などの機能が適切に行動とマッチしなくなってしまいます。
前屈をしても腰が丸まらなかったり、腰に痛みを抱えるようなレベルの反り腰の方は常に交感神経優位な状態=過緊張な状態に陥っているケースが多い印象です。
反り腰を抱えている方で、
「睡眠が浅い」
「呼吸が浅くて早い」
「日頃から疲労感を強く感じる」
そんな方は運動・栄養・生活習慣などの改善によってストレスをマネジメントしたり、ストレスに対抗できるカラダを作っていく必要があります。
(お客様によっては食事やサプリメントによって不足している栄養素を摂取した結果、症状が緩和する方もいらっしゃいます)
X脚O脚、猫背をはじめとした姿勢の問題だけでなく、なかなか取れない疲労感、睡眠の浅さなどのカラダの不調においても、同時に反り腰といった問題を抱えている方は多数いらっしゃいます。
大事なことは腰を必要なときには丸めて、必要なときには反るといった機能を両立することです。
そのためには運動・栄養・生活習慣を少しずつより良くしていくことが必要かと思います。
反り腰を抱えていて、
・ダイエットが上手くいかない
・日頃の疲れがなかなか取れない
・不定愁訴やカラダの不調を抱えている
そんな方はぜひ一度ご相談ください。
次回のブログは反り腰における改善エクササイズをご紹介する予定、、、です。
牡丹
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