さて、うさんくさいタイトルから始めました。
これは昨日お越しいただいたクライアント様が仰ったお言葉です。
「先生ところ来ると痛み取るボタン押してもらっているみたいに楽になるわ~」
と。
皆様の身体にそんなボタンはありません笑
ですが、非活動的でストレスフルな現代生活において皆様が弱化しやすかったり、緊張短縮しやすい部分というものがあります。
そのうちの一つがこちら。
斜角筋(scalene)です。
見づらいので僧帽筋(trapezius)を取り除いて観ると・・・
特に前斜角筋と中斜角筋と第一肋骨を結んだ際にできる三角形の隙間を斜角筋隙(しゃかくきんげき)と呼びます。
この斜角筋隙には腕神経叢や鎖骨下動脈というものが走っています。
青いのは第一肋骨で、そのうえを黄色い束が走ってますよね。
これがその神経です。
そう、つまりこの斜角筋が緊張したり、肥厚してしまったりすると神経や血管を圧迫します。
結果・・・
手先がしびれる
頭痛がする
腕先が冷たく冷える
といった症状がでます。
これらは全てTOS(胸郭出口症候群)といわれるものの症状です。
冒頭の痛み取り除きボタンを押されたような方はここへのアプローチを受けたため一気に改善されたわけですね。
とは言え、これだけで終わらずに「なぜ斜角筋が緊張してしまったのか」、それをきっちり考えて、生活習慣と向き合う必要があります。
痛くなったら医者や治療家やトレーナーを頼ればいいわけではありません。
痛くなる前に、痛くならないように、そういう予防が大切なんです。
ダイエットも同じですね。
太ってからダイエットのために食生活を整えるのではなく、太る前に食生活を整えることで努力や我慢の量がはるかに少なくてすみます。
筋肉を増やすのも同じです。
なくなってから、筋量が落ちてから筋トレに励むのではなく、筋肉がきっちりあるうちにトレーニングに取組み身体を維持する。
そうすることで効果を感じるのも早いですし、健康体を長く維持できるようになります。
高齢化社会を迎えるにあたり、皆様が少しでも痛みなく元気に過ごせるお手伝いができるようにしていきたいなと思います。
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