トレーナーがなぜ咬合(噛み合わせ)を勉強するのか

トレーナーがなぜ咬合(噛み合わせ)を勉強するのか

現在、関西国際空港にいます。
 

 

本日、咬合セミナーを受講させていただくために東京・高田馬場へ向かいます。

 

DNS(Dynamic Neuromuscular Stabilization)の受講以来、この2年では東京に行く際は高田馬場がもっとも訪れている場所かもしれません。

 

 

 

さて、咬合。

 

要は噛み合わせです。

 

 

ちなみに歯並びと噛み合わせは別物です。

 

 

なぜトレーナーが”噛み合わせ”について勉強する必要があるのでしょうか?

 

結論から言うと咬合(噛み合わせ)は全身の動きに影響します。

 

 

試しに皆様、ご自身の顔が天井と並行になるくらい頭を後ろに倒してみてください(頸椎伸展)。

 

 

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如何でしょうか?

 

顔がきっちりと天井と並行になりましたか?

首の後ろに詰まり感などはでませんでしたか?

 

 

 

どこまで頭を後ろに倒せたか、首の感覚。

 

 

それらを覚えておいてください。

 

 

 

では次に皆様のアゴを無理やり”シャクレ”させてください(下顎前方突出)。

 

 

そして、そのまま先ほどと同様に頭を後ろに倒してみましょう。

 

 

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如何でしょうか?

 

多くのお方が先ほどより首を後ろに倒しづらくなったり、首の前部につっぱりを感じたり、首の後ろにつまりを感じたりするようになったのではないでしょうか。

 

そう、つまり顎関節のズレ(位置の変化)が頸部に影響を及ぼしたのです。
 

またシャクレさせたまま口を開けようとしても上手く開口が出来なくなっている事に気付かれるでしょう。

 本来、開口には下顎頭の回転運動と前下方への滑りが必要ですが、”シャクレ”た事により前方滑りの位置で下顎頭がスタックした為に開口動作に制限が発生したためです。

 
 

話を頸椎に戻し、頸椎部の可動域制限は当然ですが隣接する関節(胸椎)および、それ以降の関節の動きに影響を引き起こす可能性があります。

 

 

例えば上を向く時(頸椎伸展時)に首が痛む方に対して、胸椎、肩甲上腕関節、呼吸に対してアプローチしても根本の原因の解決にはならないかもしれません。

 

 

もしかするとその方の噛み合わせに問題があるため、頚部に痛みがあった場合は噛み合わせやそれ自体を引き起こす生活習慣も変える必要があります。

 

 

大袈裟なように思われる方もおられるはずですので、解剖学的な観点から観てみましょう。

 

頭蓋(頭部)において唯一可動性のある関節は顎関節であり、動くのは下顎骨です。

 

 

先ほどの動き”しゃくれる(下顎の前方突出)”を担う筋肉として外側翼突筋がありますが、これは蝶形骨に起始をもちます。

 

 

つまり日常的に下顎が前方に突出した状態は外側翼突筋が短縮した状態とも捉えられるわけで、それによる影響は蝶形骨の位置にも影響を与えることは想像できます。

 

 

そして、蝶形骨は後頭骨と縫合して繋がっています。

 

 

そう、関節ではないのです。

 

縫合しているということは”関節”よりも繋がりがより強固であり、隣接部にも影響を及ぼしやすいとも考えられるのではないでしょうか。

 

 

ということは当然、蝶形骨の歪みは後頭骨にも伝わり、頸椎にも影響を及ぼすことが考えられます。

 

 

また蝶形骨に影響を及ぼすということは脳への血液・酸素の供給にも影響を及ぼす可能性があります。

 

 

脳に栄養や酸素を供給する内頸動脈は蝶形骨の前床突起の内側を通ります。

 

 

 

分かりづらくてすみません(^^;;

でもこれ、脳に対して絶対影響ありますよね。

 

 

噛み合わせを改善すると、頭がすっきりする、頭痛がなくなった、首や肩のコリがなくなった。

 

 

 

そういった声が多いのも前述のようなことにも一因はあるのではないでしょうか?

 

 

そういった自身の考えにセミナーを受けることで答えや訂正をいただけるのが楽しみで仕方ありません!!

 

 

セミナーが楽しみです!

 
あとは帰りも羽田空港発ですので吉野屋に寄ってみようと思います。

 

 

国会議事堂内にある吉野家のみで食べられる牛重がなんと羽田空港でも食べられるというニュースを先日見たので、帰りは余裕をもって帰り、その牛重にもチャレンジしてみます^_^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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