健康を守るために大切なこと：骨粗鬆症や骨に関して

昨日、クライアント様とお子様の身長の話になったので、そのあたりについての記事を簡単に書かせていただきます。

まず一般的に思われているのが・・・

カルシウムをたくさん摂ると背が伸びて骨が丈夫になる

 

と信じておられる方が今でも多いです。

 

確かにカルシウムは骨の材料で構成物質ですが、それだけで骨密度が改善されたり、骨が伸びるわけではありません。

まず身長に関しては遺伝が主要因になります。

 

その上で成長ホルモンが分泌されることで骨端軟骨にコラーゲン線維が発生し、カルシウムを吸着します。

それによって骨は少しずつ伸びていきます。

つまり成長ホルモンを分泌するための運動（筋トレ）に取組むことや、カルシウムだけでなくコラーゲンの元であるタンパク質（アミノ酸）もちゃんと補給することが重要です。

 

また骨密度を高めるためには骨に刺激を与える必要もあります。

筋トレなどを行い適度に負荷をかけることで骨は抵抗性を高めるために密度を増します。

その上で上記同様にカルシウムとタンパク質が十分に補給されている必要があります。

このあたりは高齢者における骨粗鬆症の予防にも同じことが言えますね。

 

「健康のために歩いてます」

「医者に歩けと言われたので歩いてます」

 

とても素晴らしい心がけですが、その程度では加齢に伴い筋肉も骨も脳も衰える一方です。

また医師は運動指導のプロフェッショナルではありません。

 

ちゃんと貴方の身体と目的に合った負荷をかけましょう。

適切な負荷をかけること、それが健康のためにも本当に大切なことです。