環境が機能を作る

【環境が機能を作る】

PM Performanceトレーナーの川合です。

運動療法と栄養療法を中心とした統合療法を私達の指導の軸としており、いわゆる「機能改善」を提供しています。

 

栄養療法では…

質的な栄養不足により細胞や臓器が機能低下し、慢性疲労や免疫系疾患を患っている。

 

運動療法では…

生活環境の変化により運動器系•感覚器系•神経系が機能低下し、慢性痛を患っている。

このように考えています。

 

環境が身体に及ぼす影響は絶大です。

 

運動の際に発生する運動指令•感覚情報のどちらも環境に左右されます。

 

足部は環境の影響によって特に機能低下しやすい部分でもあります。

足部は26個の骨があるとされ、主に２つの役割を担っています。

▪︎剛の働き

▪︎柔の働き

剛の働きは特に走行時など推進力を生み出す際に必須であり、柔の働きは不安定な環境の中で反射的に安定性が求められる際に必須です。

 

足部には剛柔の両機能が求められ、両立させなくてはいけないのです。

しかし現代では地面が整備され、シューズなどの影響により特に「柔の働き」を求められることが少なくなったのです。

 

そうなると26個の骨によって作られる関節の動きが悪くなり、関節周囲に存在する機械刺激受容器の働きも低下し、足部から入る感覚情報が乏しくなってしまいます。

それが過緊張を生み出し、全身の動作性を妨げるのです。

 

というわけでそういった問題に対する解決策になるツールがADAPBASEです。

ADAPBASEのホームページはこちら。

 

今までの文も大体はADAPBASE ホームページに書かれています。

 

この上をただ歩くだけで…

 

足部モビライゼーション

足部内在筋の活性化

固有感覚情報の増加

バランス能力の向上

 

が狙え、足部をはじめに身体機能の改善が期待出来ます。

 

当施設の松方トレーナーの緊張•動作制限もこの上を歩くだけで変化します。

 

私のセッションでも活躍しており、お子様だけでなくご高齢者様の転倒予防訓練にもなっています。

 

不整地や自然により近い環境を歩くことで脳が刺激され、認知機能の維持に繋がります。