組織耐性と胃粘膜

組織耐性と胃粘膜

FRC®︎創始者Dr.Andreo Spinaは傷害発生時、組織には

組織耐性<

が起こっていると言います。

 

同様に胃酸過多による胃炎や胃潰瘍発生時、組織では

胃粘膜(防御因子)<胃酸(攻撃因子)

が起こっています。

 

【対策】

では傷害リスクを下げるために何が出来るでしょうか?

関節周囲軟部組織の拘縮をリリース

関節求心位を保つためのモーターコントロールエクササイズ

制御できる可動域(Functional Mobility)の増大

無駄な外力ストレスを減らすための動作スキル再学習

また姿勢筋緊張によって関節のポジションは変わり上記にも影響します。

姿勢筋緊張だけでなく無意識下での動作パターンを変えるためにも

中枢()の活性化

コレは必須です。

評価して問題を改善し「組織耐性>力」を目指します。

【胃の場合は?】

では胃酸過多による胃炎や胃潰瘍、このリスクを下げるために何が出来るでしょうか?

▪︎防御因子になるもの

胃粘膜

胃周囲の血流

粘膜を強く保つ為の栄養素の代表、たんぱく質、亜鉛、ビタミンA、ビタミンD

この辺りの栄養素は必須です。

▪︎攻撃因子になるもの

カフェイン

アルコール

上記による空腹時の胃酸分泌

ストレス

この辺りを取り除く必要があります。

日本人は胃酸分泌が弱めと言われていますが、胃炎により胃酸抑制剤を飲んでいる方も多いです。

これは攻撃因子過剰によって発生しているケースが多いです。

コーヒー、アルコールを減らすだけで胃の不快感がかなり減る方もいます。

また無闇にNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)を飲んでいる方も胃炎になりやすいです。

NSAIDsCOX(シクロオキシゲナーゼ)に作用し、プロスタグランジンの生成を阻害します。

それによる鎮痛効果もありますが、プロスタグランジンには

胃粘膜保護作用

粘液分泌促進

粘膜血流量増加

といった働きもあります。

そのためNSAIDsの乱用は胃潰瘍にも繋がります。

この場合はだけでみればNSAIDsは取り除くべきものですね。

関節にしろ

胃粘膜にしろ

「組織耐性>力」

このバランスが崩れてしまっては不調のもとということですね。

バランス大事。

まずは無料カウンセリングをご予約ください

店舗案内・アクセス

〒556-0011
大阪市浪速区難波中2丁目6-12
サウスポイントビル 2階
[営業時間]
平日 9:00~14:00、15:30~22:30(水曜のみ15:30~22:30)
土日・祝日 9:00~20:00
※平日21:30、土日・祝日19:00まで予約受付可能
[定休日]
年末年始・その他

[アクセス方法]
南海線なんば駅2F 南改札口より徒歩1分
御堂筋なんば駅5番出口(タカシマヤ前)より徒歩3分

当施設の詳しいご案内はコチラ

ページトップに戻る