脳の物理的と機能的な栄養

脳の物理的と機能的な栄養

感覚は脳の栄養素

 

感覚は脳の栄養素。

物理的な栄養は食べ物から

機能的な栄養は感覚情報から

 

最近、この言葉にとても感銘を受けました。

 

先日、学びの欲のままにジュンク堂書店内を歩くとスポーツ医学エリアはスルーし、

 

栄養学
作業療法

 

このエリアでワクワクしている自分がいました(^^;;

そして、ピックアップしたのがこちら。

 

最近、自分の身に付けてきたものが

“フィットネス”

という自らのフィールドで「自分の形」というものになり始めているのを感じています。

 

食育的な

 

先日から親戚が大阪旅行のため4日間我が家に宿泊しています。

 

というわけで、その間は計7名の朝食を作る事になりました。

 

2日ぶんの朝食だけで

この食材の量(^^;;

 

USJで楽しむだけでなく、身体についても興味持って欲しかったですし、ある1人の肌の状態が気になり簡単にヒアリングして•••

 

アレ減らせば?
替わりにこういうのいいよ

 

的な話をして、朝食ではその1つ•••

 

ビタミンCを投入

 

フィットネストレーナーの中で”栄養”となると

 

筋肥大
除脂肪
体重増減

 

こういった方向ばかりに話が進みがちですが、その流れも何だかな〜と常々感じています。

 

think not only 筋肥大, also 線維芽細胞

 

例えばタンパク質摂取量1つとっても••

 

「〇〇さんが筋肉量増やすには毎日〇〇gのタンパク質を〜」

 

なんて会話はよくあるし、今まで自分もよくしてきました。

 

こういうのも1側面しか見ないような話をしていたなと反省です。

 

タンパク質は皆さんご存知のように筋肉の材料になるだけではありません。

 

Fibroblast(線維芽細胞)がコラーゲン(膠原繊維)、エラスチン(弾性繊維)を生み出す際に必要なものです。

 

Fibroblastを活性化し、肌のターンオーバーを正常に活性化するためにビタミンCを混ぜ込んでたわけです。

 

トレーナーは

“お肌のコンディション”

となるとどうも興味が削がれる方も出始めますが、これじゃいかんなと思い反省しています。

 

だって女性クライアント様の多くは潜在的にキレイになりたいと思われていますし、wantsにも入ってくることが多いはずです。

 

そして、筋筋膜(myofascia)の主要な構成成分もコラーゲンです。

 

タンパク質、脂質の摂取不足
(こういった方は往々にして過剰に糖類を摂りがち)

       ×

運動不足

 

この組合せは糖化反応を引き起こし、

AGEs(終末糖化産物)を生成し、

肌がくすみむだけでなくコラーゲン繊維間にcross-linking(架橋結合)を過剰生成するため、

肌が弾力を失い、弛みも引き起こします。

 

同様に筋筋膜も弾性を奪います。

 

身体から弾性が損なわれる=疲れやすい身体

 

とも言えますね。

 

いわゆる動作の効率性の損失ですね。

 

これってアスリートを指導する場合には大きく関与してくる内容ですし、一般の方の健康に関しても重要なことですよね。

 

なんにせよ冒頭で述べたように、今まで学んできたもの。

 

それを自分のフィールドである”フィットネス”という場所で、如何に世の中へと発信していくのか。

 

それが自信を持ったものとして、まとまってきているのを感じます。

 

意外にもコレは1年半ほど専門書は一切捨ててて、英語の勉強のみに没頭した結果でしたが笑

 

いやぁ、クライアント様に申し訳ないくらいトレーナーの勉強放棄してました(^^;;

 

でも1度その場を離れることで、全体や自分を俯瞰して見ることができますね^_^

 

運動能力≠運動企画能力

 

そして先日、約2年ぶりに日本語で書かれている専門書を買うためにジュンク堂書店へ行きました!!

 

ワクワクドキドキが止まりません!

 

やはり早く読みやすい日本語で勉強もしたかったのです笑

 

そして、今回選んだのが。

神経発達学的治療と感覚統合理論

 

この中から1番面白いな〜、と思えた内容を紹介させていただきます。

片麻痺児童
痙直型両麻痺児童

この2人の脳性麻痺児童がクリニックにいる。

片麻痺児童がプラットフォームスイングに乗っているが、どうやって降りたらいいのか分からない。

※運動が企画できない

 

だが自力では立つ事も座る事もできない痙直型両麻痺児童が降り方を口頭で教え続けた。

※運動が企画できる

 

だそうな。

 

行為機能(praxis)≒運動企画能力(motor planning)であり、motor planningは身体図式(body schema)に基づくそうです。

 

※身体図式には地理的要素と機能的要素の2つがあり、地理的要素の働きで自分がどれくらいの幅なら通れそうなどを理解し、機能的要素は自分の持っている運動機能の情報で、「どれくらい飛べそう」などを判断する

 

そして、schemaの発達には触覚、前庭感覚、固有感覚からの情報が重要だそうです。

 

それなのに身体を動かせず、それらの感覚入力の乏しい両麻痺児童が運動を企画できるとは何とも驚きですね。

 

実際には

スイングの上から企画するか
横から全体を見て企画するか

 

それによって得られる視覚情報が圧倒的に違いますから、それも加味して比較する必要はあると思いますが。

 

なんにせよ運動を実行する能力を持っていることと、運動を企画する能力は別物ってことですね。

 

こういった事を考えると最近はワクワクが止まりません!

 

脳の物理的、機能的な栄養に夢中な最近です!

 

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