body schemeと姿勢

body schemeと姿勢

body schemeと姿勢

 

先日のブログで書いたbody scheme(身体図式)と姿勢について考えています。

 

そもそも姿勢とは何なのか?
姿勢改善って何をすることなのか?

 

そういったことに対する今持つ答えが少しだけアウトプット出来る形になり始めています。

 

今の自分の考えを紐解いていくと

 

〇〇シンドローム

 

と呼ばれるmuscle imbalanceに対して

筋のfacilitation,inhibition

 

コレだけでは不十分だということの理解に繋がるでしょう。

 

結論から言うと

 

faciってinhibiることで何を変化させ、

どういった感覚を入力し、

それが統合処理され、

どのように図式として外界に表現されるのか

 

それを変容する必要があるのかと思います。

 

body scheme(身体図式) 

 

というわけで、今回は身体図式について知らないと話しが進めません。

 

身体図式とはその概念を提唱した神経学者曰く

 

「自分の身体の姿勢や動きを制御する際にダイナミックに働く無意識のプロセス」

 

•••

 

•••

 

意味わかんないですね。

 

要は自分の身体に関する無意識的な空間、機能的な認識ってところですかね。

 

身体図式には地理的要素、機能的要素があり

 

地理的要素は

自身の身体のサイズやアウトライン
身体部位の位置関係

 

といった情報が入っているため

これが姿勢を決めている

と言っても過言ではないかと思います。

 

この地理的要素のおかげで人は無意識的に

 

どれくらいの幅なら通り抜けられそう
どれくらいの距離なら手が届きそう

 

といったものを判断します。

 

身体図式はまさにダイナミックで変動性のあるものですので、延長することもできます。

※sensory processing disorder(感覚処理障害)がなければ

 

例えば車に乗った時に縦列駐車をする際に

「あれくらいの車間ならいけそうだな〜」

 

と判断出来るのも

身体→車体

へと図式を延長出来ているためです。

 

侍が刀を巧みに操るのも
バッターが150km/hで飛んでくるボールをジャストミート出来るのも

 

この身体図式を道具にまで適切に延長し、上手く感覚統合出来ているからではないでしょうか。

 

いわゆる達人的な動きというものにはこの”感覚”ってやつが多分に関わっているかと思います。

 

逆を言えばスポーツ選手のスランプってヤツの原因は

身体図式及び感覚統合•処理のエラーからくるズレた運動企画

 

という事も多いのではないかと思います。

 

それを如何にもう一度アジャストしていくのか。

 

そこが大切ですね。

 

姿勢改善のキーファクター

 

姿勢と話しがズレてきました。

 

身体図式の地理的要素≒姿勢

 

としましょう。

 

では地理的要素はどういった感覚の入力、感覚の処理を経て変化していくのでしょうか。

 

地理的要素は

触覚
固有感覚

 

から影響を強く受けるようです。

 

 

つまり

 

触覚や固有感覚を筆頭に、得られる多様な感覚をどのように統合処理し、どのような身体図式を持っているのか

姿勢とは外部に対してそれらを出力した結果と言えるのではないでしょうか。

 

その副次的な産物として

〇〇シンドロームにおけるtightness,weakness

 

コレがあるのだとすれば、そのmuscle imbalanceのみに対処していても不十分な事が分かります。

 

姿勢改善とは

 

感覚入力を駆使し、その方の持つ身体図式を書き換えること

そういうものではないかなと最近は思います。

 

個人的には姿勢改善に必須になるファクターは

呼吸
足部
重心

かと思います。

 

呼吸 足部 重心

 

身体図式の地理的要素を書き換えるためにキーになるのは

固有感覚
触覚

でしたね

 

そして、キーファクターは

呼吸
足部
重心

でした

 

我々が日常生活を送る中で最も上記の感覚入力を送り続ける場所はどこでしょうか?

 

そう、それは•••

足部

ですね。

 

こういったものを用いて足底への感覚入力にも多様性を出したりしています。

 

また過剰な胸式呼吸など呼吸のエラーも重心の変化を起こし、

足腿関節以下の機能及び可動域制限、果ては構造としての変性を引き起こします。

そして、それらの影響は上行し、結局は全身へと波及していきます。

 

そんな重要な足部と横隔膜。

 

それについて確かな講師から学べるセミナーのご紹介です!!

(ラストはセミナー告知で〆る笑)

 

きたる11月5日にEBFA公認ベアフットRehabセミナーが日本初開催されます。

今回、資料翻訳というお手伝いをさせていただきました。

この資料の内容を講師の河合 智則先生から学べる事が一受講者としてもとても楽しみです。

 

前述のように

足部の不定愁訴やマルアライメント改善を考える際に足部だけを観ていては不十分な事

足部と横隔膜、全身との関係性

 

そういった事は皆様ご存知かもしれませんが、ぜひ「EBFA的視点」という引出しも増やしてみませんか?

▪︎midtarsal break
▪︎一歩深い股関節–骨盤底–横隔膜の機能解剖学

 

そういった日本語だけで勉強していてはなかなか学べない内容もあります。

 

またmyofascia(筋筋膜)は筋の約10倍は感覚神経が豊富です。

 

ということは、より効率良く感覚情報を中枢へ入力するためにはここのコンディションがキーになるという事です。

 

筋筋膜に関する確かな情報を学べる数少ない講師のお一人が河合先生です。

 

数日前にセミナー申込みが開始され、既にゾクゾクと申込みがあるようです。

 

ちなみにこのEBFAの資料に身体図式(body scheme )に関する内容はありませんが、突き詰めて考え、様々な学びとリンクさせると今回のブログみたいなところに行き着きました。

ムチャクチャ面白いですよ!

 

こういった感じの足の中では何が起こっているのか。

それを知り、改善するための知恵を学ぶ事が出来ます。

 

皆様、ぜひこの機会に一緒に勉強しませんか?

 

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