感覚から意識的処理仮説を考える

感覚から意識的処理仮説を考える

It’s just art

本日は香川県高松市にある香川県済生会病院にて

 

「パフォーマンスを高めるための動作評価から改善と強化への展開」

 

を受講しました。

 

講師はBest Performance Laboratory 桂 良太郎先生です。

 

先生と付けてみたもののなんだか違う感覚がします。

 

先生ではなく、師です。

 

ティーチャーでも、メンターでもなく

 

マスターです。

 

桂さんのセミナーを受講された方は「分かりやすい」とよく言われていますが、僕はセミナーという陳腐なものを受けているのではなく、

 

名画や絶景を観るために。

そう、Artを観覧しにいっているのです。

 

BPLの主催されるセミナーで同じ様なタイトルのセミナーを受けたり、メンターシップに参加させていただいていますが飽きることがないんです。

 

皆さんが何度見ても飽きない、何度見ても感動するような名画や絶景があるように。

 

僕もBPLのセミナーは飽きることがありません。

 

また名画というものは観覧者の感情、状況によって絵画の中から汲み取るもの感じるものが変わってくるかと思います。

 

このセミナーも同じで自身の成長、考え方によって同じような内容でも学び取るものが全く違うのです。

It’s just art!!

同じようなタイトルでも参加するだけで自身の成長、抜け落ち、未熟さが計れる、またとない機会なんです。

 

ですが、名画と違うところは芸術品そのものも進化し形を変え続けているということです。

 

そのためBPLのセミナーは名画ではなく、大自然の織りなす絶景なのです。

 

いわばナイアガラの滝やオーロラと同じです。

 

大いなる大自然に人間は太刀打ちなどは出来ません。

 

それゆえマスターであり、最早Earthなのです。

 

感覚から意識的処理仮説を考える

 

キューイングにも幾つか種類がある中、主な2種類は

インターナルフォーカス
エクスターナルフォーカス

 

運動初心者により良い運動学習効果が得られやすいのはエクスターナルフォーカスキューイングと言われています。

 

というのも意識的処理仮説に基づくわけですが、ではなぜ…

そもそも意識的処理仮説の状態に陥るのか考えてみました。

 

1つはやはり固有感覚受容器からの情報入力の少なさや前庭感覚のズレが原因ではないかと思います。

 

運動初心者ということは運動不足であり、

 

身体を動かすことにより得られる感覚に対しては鈍感であり、

 

またジョイントのセントレーションも獲得出来ず、

 

固有覚からの情報も乏しい状態にあるのではないでしょうか。

 

そして、運動が不足するということは

走る、跳ぶ、回転するなど

 

傾きや速度などの変化を察知する前庭感覚への入力の不足も意味します。

 

発達障害児や自閉症児童がひとところにジッとしていられない理由の1つとして前庭感覚の問題があるそうです。

 

そういった行動はその場に真っ直ぐ立っていることが、

 

身体を斜めにして捻じ曲げて立っているように感じ、

 

ストレスになっている事にも起因するそうです。

 

そういった子達は感覚処理障害(sensory processing disorder)のため、body scheme,body imageの生成に難を抱えているそうです。

 

運動初心者の方にも同じような状態が起こっているのではないかと思います。

 

運動不足の方は固有感覚、前庭感覚への情報入力不足及びそれらの統合処理に難を持ち、body scheme,imageの生成が上手くありません。

 

運動企画(motor planing)はscheme,imageに基づくため、広義の意味で運動初心者の方は上手く運動も生成出来ません。

 

そんな方々にインターナルフォーカスキューイングを送るとどうなるでしょうか?

 

平衡感覚も乱れストレスフルな中で

固有感覚からの入力も乏しく自分の身体がどうなっているか分からない

 

そんな方が内的なモノに眼を向けろと言われても混乱しますよね。

 

結果、動きが硬く、不安定なものになるのではないでしょうか。

また内的な感覚器官とは身体の状態を教えるものであり、

 

動作の質やパフォーマンスの適切不適切を教えてくれるものではないため、結果のフィードバックも得づらいかと思います。

 

特殊感覚に訴えかけるエクスターナルフォーカスキュー

 

そう考えるとエクスターナルフォーカスキューイングって運動不足の方でもある程度感覚入力の多い特殊感覚(視覚、聴覚など)に着目し、そこからフィードバックを得られるキューイングなんですよね。

 

例えばwall drillで地面の蹴り込みを強くしたい時は

 

視覚的に得られる情報に訴えるように

地面がめり込むくらいに!

 

聴覚的に得られる情報に訴えるように

1番音が反響するように!

 

というのはまさに普段から意識しやすい特殊感覚に訴えるキューイングなのではないかと思います。

 

そうしてanalogy的に普段から頻繁に用いる感覚を頼りに動作の詳細を意識させず、

タスクをこなす中で自然と固有感覚、前庭感覚も育まれ、

 

scheme,imageの書き換えにより運動企画能力も底上げされるのではないでしょうか。

 

それはつまり「動作が育まれる」ということですね。

 

そんなコーチングについて、動作について、トレーニングについて芸術的なまでにまとめられあげた指導システムを学びたい方にはBest Performance Laboratory メンターシップがオススメです!

 

申込はこちらの申込ページ、詳細についてはFacebookページをご覧ください。

お申し込みはこちらのフォームから

 

重力 with D

編集後記的に….

 

今日、横隔膜の動画を見ていた改めて神秘性を感じたこと。

多くの筋は求心性に活動すると重力に拮抗する方向へ動作を生みだします。

もしくはスタビライザーに該当する筋は重力負荷に抵抗し、姿勢を保持する力を生みだします。

 

ですが、横隔膜は不思議なことに求心性に活動(短縮)すると重力と同方向に動きます。

 

もちろんスタビライザーとしてのその目的は下降することによりIAP(腹腔内圧)を高め、

姿勢を保持する

というところに行き着くのかもしれませんが、そのためにCosmoかつearthなる重力と収縮を共にするなんてまさに人間は地球の一部だということを感じました。

 

せっかくうどん県こと香川県に来たのに、丸亀製麺のうどんだけ食べて帰ることになりました^^;

でもワウディーなんばパークスオープニングスタッフの中で最もキレキレだった遠ちゃんこと

遠藤 誠治トレーナー

 

と一緒に勉強できたのもとても良いArt鑑賞となりました。

 

遠ちゃんに初めて会ったのが約10年前。

当時はフロントコンシェルジェとして、遠ちゃんや他のトレーナースタッフの活躍を羨ましく見ていた自分がマスターと出会い、小マシになれました。

遠ちゃんをはじめに、当時のトレーナーだけでなくフロントコンシェルジェスタッフさんと働いて

 

フィットネスクラブやトレーナーって面白いじゃん!!

 

と思うことがなければマスターとの出会いもなく、今にも繋がらなかったでしょう。

 

当時の仲間、環境に感謝です。

 

でも

 

環境に飲まれるのは3流

環境に適応するのは2流

環境を変えるのは1流

環境を創り出すのは超1流

 

施設オーナーは自分で環境創って、変え続けないといけないので大変ですが、まあやってやりますよ!

まずは無料カウンセリングをご予約ください

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