ニューロ
最近、脳梗塞発症後に残る麻痺のリハビリとして当施設へお越しの方もおられます。
そういった方に脳の部位別評価、感覚システム評価などを行いファーストアプローチの方向性を決めます。
ですが、やっていく事が最終的には多くのクライアント様と格段に変わる訳ではありません。
大切なのは、ニューロリハビリテーションの要素を如何に運動の中に取り込んでいくか。
如何にして
ニューロリハを運動たらしめるか
運動をニューロリハたらしめるか
つまり運動がニューロリハとなり得る1つ1つのエクササイズに対する
“Because”
の部分がより大切だと思うのです。
例えば「日常生活で何不自由なく歩けるようになりたい、かつてのようにスポーツも再開したい」。
そんな方が歩行訓練として、リハビリ室をただただまっすぐ歩いても、単調な運動を繰り返しても脳神経レベルで見れば改善はみられない結果となるかと思います。
なぜならそれはクライアント様、患者様の脳は馴れ親しんだ事を繰り返すだけなので脳神経を活性化する刺激になりません。
1+1は?
当然、答えは2なわけですが、この問題を1万回繰り返した子供は賢くなるでしょうか?
なりませんね。
それと同じく単純にまっすぐ歩く、単調な運動をただ繰り返す、ルーティンワークを繰り返す。
こういった馴れ親しんでしまった歩行訓練はクライアント様からすれば1+1と同じなのです。
そうではなく、かけ算わり算も子供に教えて脳を発達させていくように
タスクを与えて、Neer the edge of abilityで”頑張って歩く”環境を設定する。
それにより初めて脳神経は活性化されたり、日常生活への転移も起こると考えています。
また脳に対して最も強力な求心性刺激は筋紡錘からの刺激だそうですから。
“頑張らないと推進力を産めないようにする”
そんなタスクを与えるのもありなわけです。
そのために
Game speed 360を使ったり。
実はMovement skillを学びたかったのは、こういったMovement Rehabilitationのためです。
Lateral Push to Baseなんかもやっていきます。
求めるのは構造の変化ではなく、ニューロの変化です。
なので即時的な反応を観て、エクササイズは取捨選択。
幸い、現在はお越し頂く度に動きや御自身の体感にも好転があり、日常生活での活動範囲も広がっておられます。
これにはもちろんご本人が如何に回復への過程を楽しんでおられるから、という影響が大きいかと思います。
今後も勉強を深めて、いわゆる「リハビリ難民」に該当する方々のお力になれればなと思います。
ニュートリション
最近、ニューロリハ的エクササイズともう1つ力を入れている分野があり、それが食事カウンセリングです。
知人トレーナーから相談いただいた症例ですが、
▪︎女子学生
▪︎頭痛、朝起きれないなどにより不登校に
▪︎最近では少し改善傾向
ということです。
そんな方の血液検査の結果を見せていただくと目ぼしいところでは…
MCV 92.5
間接ビリルビン 0.9
AST 25
ALT 7
γ-GTP 15
CPK 349
BUN 10.5
CRP 0.0
TSH 1.747
fT3 2.52
フェリチン値など更に欲しいデータはありますが、やはり貧血と副腎の疲労はあるのかなと…。
とパッと観て思ったんですが
BUNやγ-GTPが低値にあるという事はタンパク質摂取不足やタンパク質の異化を表すことが多く。
肝臓ではなく骨格筋や心臓に多いASTのみが高値でありALTとの解離も大きく、CPKが高値を示す。
そして間接ビリルビンが高値…
間接ビリルビンが0.6を越えるという事は赤血球の細胞膜が脆弱化、合わせてその他の細胞膜も壊れやすくなっているという事も予測される…
ん?
これ溶血してんじゃね?
とこの辺りから気付き始めるわけですが、溶血によってマスキングされるようにASTがALTと解離した高値になっている可能性があるわけですね。
また溶血があるとCPKも高値傾向。
しかも赤血球中にある酵素プロテアーゼが漏れだしACTH(副腎皮質刺激ホルモン)を分解してしまいます。
結果、HPA axisも機能低下。
視床下部、下垂体が機能低下するということは視床下部から分泌されるTRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)の分泌が低下し、下垂体前葉から分泌されるTSH(甲状腺刺激ホルモン)も低値を示す。
そのためfT3も低値。
CRPという炎症マーカーは0.0ですが、血清鉄とフェリチン値は知りたいところ。
改善のための食事とサプリメントに関するアドバイスをさせていただこうかなと思うのですが、溶血は自己免疫性のものもあるため、場合によっては医療機関と協力しての改善アプローチが必要になりそうです。
という感じの見立てに。
ニューロのところで書いたような「リハビリ難民」の方、栄養不足や実は疾患なのにうつと診断されてしまったり、働く気力体力が得られず仕事をやめないといけなくなった方。
そんな方々のお力になりたいなと思うのですが、そのためにはまだまだ精進あるのみですね。
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